被爆７４周年８・６ヒロシマ大行動へ！

６月１１日、トランプ政権軍部（統合参謀本部）が『核作戦(Nuclear Operations)』を発表し、「核兵器こそアメリカ安全の基礎」などと核戦争に身構えています。核戦争辞さずの方針はブッシュ政権の２００５年以来、１４年ぶりです。決定的に異なるのは、
「核兵器使用後の放射線環境下でも、全ての作戦を遂行する能力を保持」とアトミックソルジャーが公然と打ち出されたことです。そのことが若い米兵を放射能に晒すことであるのは言うまでもありません。そのことが、米兵に動揺を与えることを恐れ、『核作戦』なる報告書は発表後一週間で秘密文書指定され、作戦に責任を持つ幹部だけが知れば良いとされました。

最大の問題は、日本の政界は参議院選挙中に誰一人このことに触れず、マスコミも沈黙を守りました。共同通信は７月２９日になって初めてこのことに言及しました。何故か？
安倍政権が全面的に米軍と一体化して核戦争に突入する構えだからです。
核戦争への全面協力を誓いながら、８６ヒロシマの平和公園で「核廃絶」を云々する。被爆者を愚弄するものです。
だから、安倍は腰巾着の松井市長（元厚生労働省幹部）に拡声器禁止条例を制定させ、一切の批判の声を封じようとしたのです。しかし、私たちの懸命の闘いによって、松井は今年度の「拡声器禁止条例制定」を断念せざるを得ませんでした。
だからこそ、８６ヒロシマ大行動事務局宛に「拡声器を使わない要望書」を送りつけ、機動隊と市役所職員を動員して８月６日のドーム前集会に襲いかかろうとしています。
全国の平和を願うみなさん、
核兵器を憎むみなさん、
８月６日午前７時に原爆ドーム前に集まり、改憲と戦争を狙う安倍の式典参加弾劾の声をあげ、安倍政権退陣の大きな運動をヒロシマから起こしてゆきましょう！